一人で歩いていてもなにもない

ただ一人で空を見上げながら思うんだ

一体私は何がしたいのだろうか

果てのない道を歩き

ただひたすら歩いても

ゴールはない

ほんとに必要なのは

自分で考えて歩きだすこと

でも私にはそれができない

考えれば考えるだけ

底のない海に落ちていく感じだった

いつからこんな場所にいたのだろうか

周りには誰もいなく、頼るものもない

私にとって頼るものとは何なのだろうか

歩きだしてわかることもある

これがいけなくて、これがよくて

私に必要なものだけが 浮かび上がってくる

最初は怖いことだらけで

踏み出すのがとても怖かった

でも、そこから踏み出すと

みたことがないような景色がとてもある

今まで同じ景色だったものが輝いて見える。

私は見ているようで見ていなかっただけ

ほんとはすぐそばにあったのに

見ようともしなかった

だから私は旅にでる

この狭い私の世界から

羽根を広げて

見たことのないものを探す旅へ

私は旅に出るのだ